日出の石門

太平洋の荒波の浸食によって真ん中が洞穴となった日出の石門は、沖の石門、岸の石門の2つあり、その名のとおり日の出のときに美しいシルエットを見せてくれます。西に神島を経て志摩半島を望み、東には延々と続く片浜十三里を眺める雄大な風景が満喫できます。

■アクセス
三河田原駅から豊鉄バスで恋路ヶ浜下車、徒歩15分。

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体験レポート

太古の時間が作り上げた自然の造形。日出の石門


存在感に圧倒

淡々と日常生活を送っていると、時にはダイナミックな自然にふれてみたくなります。気の遠くなるような長い時間の果てに、太平洋の荒波に削られた奇岩、それが日出の石門です。

椰子の実の記念碑から、細い階段を海岸まで降りて行くと、大きな石門が目の前に出現。その存在感に圧倒されてしまいます。
太平洋の荒波に侵食され、真ん中に見事に穴のあいた日出の石門は、沖の石門、岸の石門と、あわせて2つ。どうしてこんな形の岩が出来上がったのか、眺めているだけでも、不思議な感覚にとらわれます。

初日の出はここで迎えたい

海岸線を背景に建つ、日本の百選モニュメント。
日出の石門での初日の出

この石門は、地質学上はチャートという堆積岩。チャートは今から約二億年前に、放散虫の殻などの珪酸分がはるか南方の海底に沈殿してできたもので、地殻変動で隆起し、太平洋プレートの移動とともに、ここに運ばれてきたと考えられています。また、洞穴はもろくなった部分が、長い間の波の力で侵食されてできたもの。気の遠くなるような長い年月のなかで、荒々しい大自然が生んだ不思議な造形といえるかもしれません。

日出の石門から眺める風景も、「雄大」の一言。西に神島を経て志摩半島を望み、東に白い砂浜が続く片浜十三里を眺める絶好の場所だけに、今の伊良湖港が出来る以前は、ここが伊良湖観光のメッカだったとか。とりわけ恋路ヶ浜から見て、石門の穴から朝日がのぼる瞬間と出会えるのは、毎年10月中旬と2月中旬頃。この決定的瞬間を撮ろうと、カメラの三脚をすえた写真家たちが、毎年恋路ヶ浜に陣取ります。また、初日の出の名所としても知られています。来年の初日の出を迎える場所として、今からチェックしておきましょう。

ここもチェック

日出園地

太平洋を一望できる展望スポット・日出園地。日出の石門の全景を、ちょうどいい形で眺望できるポイントです。ドライブや散策の途中で、休憩するのに最適。